カジノというと負けるイメージのある賭博場ですが、ゲームによっては高額当選することがあります。
高額当選した場合には、どうしたら良いのかわからないという人も多いですが、対処の仕方を覚えておくと安心して遊ぶことができます。
カジノで大勝ちしたときに覚えておきたいのが、ギャンブルであっても大金を手に入れた場合には税金がかかるということです。
ギャンブルで手に入れたお金にかかる税金は大きく分けると、大勝ちしたカジノがある国に支払うギャンブルの収益に対する税金と、帰国したときに得た収益を申告して自国に収める税金の2種類があります。
どれぐらいの利益で税金が課せられるかは、国によって違ってきます。
有名なマカオなら50万円以上、アメリカなら1200ドル以上とされています。
基本的には獲得した収益金から税金が引かれた分が自分の利益として受け取ることができ、税金を納めたという証明書はカジノ側から発行されます。
出国する際には、税関でこの証明書を見せることで出国できます。
ギャンブルで得た収益は日本では一時所得となります。
一時所得は特別控除の上限の50万円以上になった場合には課税対象となります。
つまり、 ギャンブルで50万円以上の収益が出た場合には確定申告が必要 です。
確定申告するためには、支払うべき税金を算出して、必要な書類を揃えて行います。
また、100万円以上の収益があった場合には帰国する際に申告が必要となります。
カジノの中で最も高額当選が期待できるのが、スロットのジャックポットです。
ジャックポットに当たった場合には、うるさい音が鳴ってマシンがフリーズします。
画面には「Call Attendant（係りの者を呼べ）」と出るため、大のアテンダントボタンを押してスタッフを待ちます億越えの額だとマネージャーやセキュリティ、マシンエンジニアなども出てきて不正が行われていなかったか、故障ではないかなどのチェックを受ける場合もあります。
おかしなことがなければ記念撮影を行って、手続きのために事務所に向かいます。
手続きをすると一部の金額を小切手でも洗うことができ、残りの額をどのようにい受け取るかと聞かれます。
一括か分割か、支払い方法は銀行送金または小切手を選べます。
残りの金額の受け取り方法は90日の余裕があるため、じっくり考えることができるため安心です。
分割の場合は、金額にもよりますが、20〜30年と長い時間をかけて受け取れます。
他にも、カジノがお金を保管するととうオプションもあって、その場合には再度訪れたときに好きなだけ引き出せるというシステムになっています。
お金を受け取る場合注意したいのが、一括の場合には多くの税金が持っていかれるということです。
ただし、分割にした場合には将来的に税率が上がってしまう可能性や、全額受け取る前に死亡したら、遺族は相続税を一括払いさせられる可能性もあって支払えないことも考えられるという問題もあります。
遺族が相続税を支払えない可能性を考えると、多くの税金を持っていかれたとしても一括払いした方が無難とも言えます。
アメリカの場合は、滞在期間に余裕がある場合にはアイティンナンバーを申告すれば翌日には受け取れます。
このアイティンナンバーはアメリカの税務当局である内国歳入庁IRSによって個人納税番号になります。
納税目的のみに使われるため、外国人であっても発行してもらえます。
無事に発行してもらえれば、一度30%の税金が引かれますが、作成後に返却されてアメリカでは当選金を満額で受けてれます。
日本で得た金額に応じた税金を支払うことができます。
ギャンブルで得た収益は、きちんと確定申告することが大切です。